ムスコの親孝不孝日記

by モーモーポルレノン

ムスコのボク、親と子の関係。

あ、親子の関係がちょっと変わったな…と思った。

 

昨年あった大阪府北部地震
朝8時ごろ、そろそろ家を出ようかとしてた時、急に揺れた、めちゃくちゃ揺れた。目の前にいたオカンはボクにしがみつくようにして、ボクは壁に手をついて二人分の体を支えた。オトンの姿が見えなかったので「オトーン!!」と叫んだ。すぐに返事が来て顔を見て安心した。

 

確実に大きな地震。ただ事じゃないのはすぐに理解した。
揺れてる数秒間はホント何も出来ず、身を守ることも出来ず、ただただ耐えるだけやった。でも、オトンもオカンも怪我などなくて良かった。家も3階のボクの部屋の棚が倒れたりしただけですんだ。(って、部屋ん中は結構メチャクチャになったけどよっ

 

で、さぁ、これからどうする?って考えた。
電車は止まってるか、家の周りは大丈夫やな、水道も電気も今んとこ大丈夫、でもこれからもっと大きな地震が来るかも知れん。

 

風呂に水を溜めた、もしもの時にすぐ逃げれるように履きやすい靴をすぐ履ける場所に用意した、懐中電灯と山用のヘッドライトを手元に用意、あとは何したっけなぁ〜、ま、いろいろ考えた。次来たらやっぱ頭を守らなあかんな〜、とか考えてた。

 

で、これらは全部ボク一人でやっててんけど…
この間にオトンとオカンが何してたかって言うと…


何もしてへんのよな。
テレビで地震のニュース観て「怖いな〜」って言いながら何か漢字のパズルをやってはった。正直、他人事か?って感じやった。
いゃ、べつに『お前らも動けよ!!』って文句を言ってるんやなくて、
地震怖いけどその対策はべつにええか、そもそも家が崩れるくらいの地震が来るわけないって思てんのか、なんか危機感が無い、って感じ。
そう、危機感が無いのよな、オトンとオカンに。

この時に、
あ、親子の関係が変わってんな…
と実感した。
もちろんそれ以前からちょっとづつ変化してたんやと思うけど、この時に強烈に実感してんな。

 

「自分ら年寄りはまぁ何かあったら死ぬだけや」って思てんのかなと思たけどそうじゃない(ま、それもあるやろうけど)、
親子の間の“守る側”と“守られる側”が変わった、逆になったってこと。

 

オトンもオカンももしボクが子供やったら『この子を守らなあかん!!』って思うと思うねん、絶対。でもボクはもうええ大人やし、ボクがオトンとオカンを『守らなあかん!!』って思ったんやな、と。

 

そんなことをあの地震で理解した。

 

親を旅行に連れて行ったり、一緒に飯食いに行った時に『今日は自分が出すわ』ってお金払うとか、親に何かする何かしてあげるって楽しいことではあるけど、自分が大人になるってことは逆に親が年老いて行くってことやから、なんとなく寂しくもあるのよな。

 

そんな今日この頃。

 

 

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